管理人は、オンライン英会話ネイティブキャンプの受講を始めて間もないころからフリートークのレッスンを受けています。
英語のやり直しを初めて1年とは言え、思ったことをうまく伝えられない時期でもありました。
英会話としては初心者といえるかもしれません。それでも、フリートークを受けるのはなぜでしょう。
今回は「初心者でもフリートークにチャレンジしている理由」とその効果について、実体験をもとにお話しします。
オンライン英会話のフリートークは初心者も受けて良いのか?
オンライン英会話NativeCampの受講を始めたとき、まずは文法固めとスピーキング力UPを図ろう!と「文法初級」「スピーキング」というテキストを使い始めました。
毎日英語に触れていると、英語を聞いて口にするのが当たり前になってきます。すると自由に話してみたいという思いがむくむくとわいてきたのです。
NativeCampには、教材の中に「フリートーク」が用意されています。(ほかのオンライン英会話にもあります)
この教材を見るとLevelは3以上、「講師と自由に話がしたい、レッスン内容を自由に設計したいという上級者におすすめです。」と書いてあります。上級者といわれると、敷居がぐーーーんと上がって躊躇してしまいますよねぇ…。
NativeCampでLevel3といえば「通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない」というレベル。私の場合は、要点は理解できてるかもだけど、まだまだ応答に支障あり、ですからね。
初心者でもフリートークを受けていいんだろうか…、と思っていたら、その答えはNativeCampの日本人講師によってあっさり解決されました。
「フリートーク、受けていいんですよ!!!どなたでも!!」
NativeCampで英語を勉強した日本人講師に聞いたこと
NativeCampには、講師のアカウントを持ちながら、生徒としてもレッスンを受け続けているという講師が結構いるようです。その中の一人の先生が「NativeCampで話せるようになった」と言っていたので、
と聞いてみたんですよ。
そしたら、「1年くらいで話せるようになってますよ。レッスンは、フリートークを中心に受けてました」と。
え!?初めからフリートーク?と聞いたら
「はい、初めからです。取っていいんですよ!自分のレッスンなんだもの♪。話せないから講師に迷惑とか考えなくって良いんですよ。話せるようになるために講師がいるんですから。
初めは私も全然話せなかったんですけど、毎日レッスンを取っていたら、だんだん慣れてきましてね。こういうときはどういうの?というのを英語で頑張って聞いてみて、次のレッスンで使うというのを繰り返してました。」
もちろんフリートークだけではなく、文法の教材も並行して一つずつクリアしてくなかで、だんだんとペラペラと話せるようになったんだそうです。
これを聞いたおかげで、「初心者だっていいじゃん。フリートーク、チャレンジしてやろう!」という気持ちになりました。
初心者がフリートークすると撃沈するよ!←それでも受ける理由
「初心者でフリートークレッスンを取ると、撃沈するから取らないほうがいい」という考えもあるかもしれません。
ある意味、それは本当です。うまく話せなくて撃沈という言葉がぴったりだ、と思うことは多々あります。言いたいことが言えなくてもやもやしたままになることだってもちろんあります。
それでも、私は、フリートークのレッスンを受けています。なぜでしょう。
自分が話せないことを自覚する。苦手な内容がよくわかる
初めてのフリートークレッスンはフィリピン人の40代の女性講師でした。その時は自己紹介からだんだんと、好きな映画の話になったんです。
でもただ、「この映画を見たことがある?」と聞かれているだけなのに、「んー、Yes,I have…。」から続かない。気づくと、Have you?で聞かれているのに「did」とか言ってしまってる!そんなことばかりでした。
文法の学習のエクササイズではできていたことが、いざフリートークで使ってみると、うまく話せないということがあるのです。
「自分は、瞬発的なスピーキング力はまだまだなんだな」ということを自覚しました。苦手な部分も手に取るようにわかります。
「こうやって伝えたいのに、うまい表現が出てこない!単語を知らなかった!」フリートークをやってみなければ気づけないことです。
これはすごく重要なことだと思います。できることだけやっていても上達はしないですし、教材にあることを読んで、その時の単元内のエクササイズだけしていてもだめ。会話の場面でちゃんとやり取りができることが大切なのですから。
苦手を自覚して、クリアしていける、そのきっかけをフリートークでもらえると思っています。
言いたいことや間違えたフレーズを講師にチャットしてもらってその場で練習できる
どこの英会話の講師も多分同じだと思うのですが、講師は生徒の「英語力UPを助けたい」という気持ちを持っています。
なので、初めからうまく話せなくても、とにかく、断片的にでも単語だけでも、話してみました。
すると、「Ok!I’ll write in the chat box now」と言ってチャットボックスに正しく書いてくれます。また、「So, you mean ・・, right? 」と言いながら、言いたいことをくみ取って文章を作ってくれたりするのです。
それを「そうそう!!←日本語(笑)I want to say that!」と言って、その場でチャットボックスを読んで練習できます。
NativeCampの講師は、英語を教えることを仕事にしているだけでなくて、「生徒の英語を助けたい」という気持ちが強いようで、フリートークの時にただおしゃべりするだけ、ではないので助かります。
チャットボックスは後から復習できるので、自分でノートにメモしておいて次に使えるのもとても良いのです。
道端で出会った外国人とフリートークして、もしもうまく言えなかった場合、相手が「こう言いたいの?こうかな?」と返してくれることは、まずないですよね…。オンライン英会話の講師が相手だからこそ、たとえスムーズに話せなくても、学びにつながるんだと思います。
なんといっても、通じたときはうれしい!楽しい!
ここまで、苦手なことばかりにフォーカスしてましたが、レッスンが苦行ということではありません。ちょっとでも、断片的にでも、相手に言いたいことが伝わるというのは、とにかくうれしい!通常の教材レッスンでは、なかなか味わえない達成感なのです。
ある日はインド人の先生とのレッスンで、「うちのだんなさんがインドに住んでるよ」といったところから、話がすごく盛り上がりました。
「Really!?」「Where in India does he live?」から始まり、住んでる場所が「わお!うちの近くよ!」とか。
で、インドの食べ物の写真を送ってもらった話、すごく大きな岩が土手にのってる観光地(クリシュナのバターボール)の写真にびっくりした話などなど。
かなりつたない英語であっても、相手が喜んで話をしてくれて、本当に本当に楽しかったんです。
英語はコミュニケーションツールなんだ、ということを実感できます。通じたときは楽しくて仕方ないのです。
初心者のフリートーク 話せるか心配ならこんな方法で
とはいっても「撃沈するのがわかってるのに、初心者からフリートークは敷居が高いな」と思うかもしれませんね。
私の場合、基本的には、「旅(?)の恥はかきすて」という思いで、間違えたって全然恥ずかしくないぞ、という気持ちでレッスンを受けてます。
でも、最初に躊躇してしまう場合は、フリートークではなくて、NativeCampなら「5分間ディスカッション」を使ってみると良いです。これは、写真とテーマが用意されていて、それについて講師と話してみよう!というもの。
たとえば「Pet」とか「Movie」とか。話しやすいテーマを自分で選べるんです。テーマがあるだけで、がぜん話しやすくなります。
講師に聞いたら、「先に、こんなことを話そう、というのをメモ書きしておいて、スタートしてもよいですよ」とのことです。それから、1つのテーマをやったらそれで終わり、ではなく、同じテーマで別の講師と話すというのもおすすめ。
前のレッスンで話したことを使いながら、広げていけるので、話せる英語が増えていきます。
で、5分間ディスカッションで話したことを、次に別の講師とフリートークしてみると、案外話せるようになってる!という具合です。
ほかのオンライン英会話でも似たようなテキストがあるんじゃないかと。例えばDMM英会話の「写真描写」とかもも使いやすいと思います。
最後に:フリートークレッスンって楽しいんですよ♪
初心者でもフリートークを受けてもよい、と知ってから、ずいぶんたくさん受けてきました。始めたばかりのころよりも、確実に英語のスピーキング力が上がっていると思っています。
それに、教材でのレッスンの合間にフリートークを入れることで、レッスンに飽きずに進めることができるのもメリットです。
まあ…、1日何レッスンでも受けられるネイティブキャンプだから、1回のレッスンで多少間違っても、もう一回受けてみよう!とできるんですけどね。
結局のところ、フリートークレッスンって楽しいんですよ。間違っても間違っても楽しい♪これからも、文法レッスンだけでなく、フリートークも交えながら、英会話を続けていきたいです。