英語は、さまざまな場面で必要な世の中になりつつあります。
テレビで英語教材や英会話教室のCMは頻繁に流れていますし、
書店に行けば、英語に関する本はあふれていますね。
英語を学んでいる人も、たくさんいることでしょう。
でも、英語の勉強をしようと思い立ち、あれこれとトライするものの全然続かない…。
そんな悩みを持っている方も、また、多いのではないかと思うのです。
今回は、英語の勉強が続かない人の特徴と、挫折をしないためのポイントを
実体験に基づいてまとめます。
英語の勉強が続かない人の特徴
と思い立っては、
英語教材や本を買い、意気込んで勉強するものの1,2カ月で挫折。
英語の勉強が続かないのはわかっているのに、また、始めては挫折。
そんなふうに不定期サイクルで英語の勉強を繰り返したまま、早20年経ってしまっていた。
これは、私です。
今考えると典型的な挫折パターンを歩んできたなぁ~と思います。
英語を話したい、だけど、勉強を続けられない。
手っ取り早く、さっさとマスターできる方法があったらいいのにー。
って、いつも考えていた記憶があります。
そんな、実体験を踏まえて、
英語の勉強が続かない、と言う人の特徴を挙げてみます。
簡単な方法で短期間で話せるようになると思っている
「聞き流すだけで英語が口をついて出てくる」
「聞いて唱えるだけで、英語が魔法の様に覚えられる」
「1週間で中学英語をマスターできる」
「このフレーズさえあれば、英語で会話ができる」
私がいつも飛びついていたのは、こういった教材や本、でした。
つまり、簡単な方法で、
あっという間に英語を話せるようになりたい!という願望が大きかったのです。
楽をしたかったんですね(笑)
教材と言うのは使い方次第なので、
上記のようなものでマスターできる人もいると思います。
でも、「楽をしたい」と考えている人は、このような教材では英語が話せるようになりません。
中学・高校時代の勉強法を実践してしまう
どうやら、簡単な方法で英語を話せるようにはならないらしい…
それに気づいた私は、中学の時の教科書をひっぱり出してきて学び始めました。
ノートに英文や単語を書きまくって覚える方法です。
英語の基礎基本は中学英語にあります。
だから、中学英語の教科書を持ってきたところはあながち間違いではありません。
でも、学び方が間違ってます。
書いて覚えることは、正直言って面倒なわりに、実効がないです。
学校の英語テストは解けるようになっても、話す、ということにはつながりません。
教科書自体、意外とそっけないので、途中でつまらなくなるというデメリットもありました。
(中学英語の本を使うなら、暗唱の方がずっと効果がある、と今は思います。)
英語を言葉だと思っていない
中学、高校と、英語は受験の1科目でした。
勉強の中の一つと言う位置づけ。
英語を学ぶことはすなわち、いい成績を取ること、志望校に受かることへの手段でした。
英語はガリガリと勉強するもの。
英語を言葉だと理解していないと、英会話に結び付かないのです。
教材や本を買って満足してしまう・目移りしてしまう
英語の教材や本は、本当にいろいろあります。
より、効果的に学べるものは無いか?と探して購入。
買うと、英語が話せるようになった気分で満足してしまいます(汗)
さらに、また、他の本や教材に目移りして購入…。
教材も本も、その通りにしっかり実践してこそ意味があるというのに。
教材は本の山ばかり増やしても、英語は話せるようにならないのです。
そもそも、英語を学ぶ理由がない
こんなふうにあれやこれやと英語を学ぼうとしては挫折を繰り返す、のはなぜか。
そもそも、英語を学ぶ理由がないからです。
英語を話せないと困る、という状況に追いやられたわけではありません。
漠然と、英語を話せたらいいなーと思っているだけ。
なにか明確な目標がないと、続かないのです。
英語の学習に挫折しないためのポイント
挫折する人の特徴をひっくり返せば、
英語が話せるようになる道が見えてくるということですね。
英語は言葉の一つです。
勉強ではなく人とのコミュニケーションのツールです。
実際に使う会話を、繰り返し繰り返し、耳で聞いて口に出して、という過程がとっても大事。
繰り返すには、自分のレベルにあった会話を見つけること。
最初は簡単な会話から、徐々にレベルを上げて行くこと、です。
赤ちゃんが言葉を覚えるときと似ています。
最初は、ママ、パパ、という実生活に基づいた簡単な単語から、
徐々に二語文、三語文、と体験の中から言葉を学んでいきますよね。
それを、大人のやり方(?)でなぞっていくという感じでしょうか。
私たちは大人なので、目で見て文字を読むこともできますし、
様々な経験から想像することもできます。
まったくゼロから学ぶ赤ちゃんまったく同じ経路をたどる、というわけではありません。
でも、実際に使われる英会話をたくさん聞いてたくさん口に出す、というところは同じですね。
そして、自分に合った方法で
目標を持ってコツコツと取り組み続けることです。
目標は、何でも良いです。
私は字幕なしで海外のドラマを楽しめるようになりたい、と言うのが最初の目標でした。
国際結婚をした友人の旦那さんとすらすら話せるようになりたい、という目標もあります。
英語を話せるようになる為の方法あれこれ
英語を話せるようになるためには、
生きた英語をいつでも聞ける環境に、そして、マネをしてフレーズを口でいうようにします。
短期間で終わらせるのではなく、ずっと継続していくのも、超大事。
難しすぎたりつまらなかったりすると続かないので、楽しめるかどうか?もポイントです。
海外ドラマを見る
生きた英会話を思いっきり聞きまくるには、
アメリカやイギリスなどの英語圏の海外ドラマを見ると良いです。
海外ドラマを見て、英会話をマスターする方法、と言うのもあるくらいですからね。
でも、私の体感としては海外ドラマは、
英会話を学んで話せるようになる…というのは、なかなか難しいかな。
海外のドラマを見ることで、
英語って本当に言葉なんだ!
人とのコミュニケーションのツールなんだ!
ということを実感出来たのが一番のメリットでした。
何回も繰り返して同じ作品を見るのも良いですし、
いろんな作品を見るのも良い、と思っています。
海外のドラマは、HuluやU-NEXT、amazon Prime Videoなどで、気軽に見られます。
DVD屋さんでレンタルするよりも手軽で、
スマホでもパソコンでもテレビでも見れるのが良いです。
おすすめのビデオオンデマンド
海外ドラマシリーズが豊富!
英語字幕に対応しているドラマもあります。
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無料お試し期間は14日間
海外ドラマ、映画が見れます。
最新作もレンタルできるのが特徴。
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日常的に使う単語やフレーズを身に付ける
海外ドラマは、生きた会話をたくさん楽しみながら聞けるのがメリット。
でも、作品によって、使われるフレーズがまちまちです。
日常的に使う単語やフレーズを体系的に身に付けるには
体型的にカリキュラムされた教材や本を使うのがおすすめです。
学校の教科書よりも、実際の会話に近いものを選びます。
本なら、「毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする [ JamesM.Vardaman ]」が良いです。
そして、毎日継続的に日常英会話を学ぶには、
スタディサプリ ENGLISH日常英会話コースがおすすめ。
私はこの2つで英語を無理なく毎日続けられています。
面白い、と思える方法で続ける
英語を挫折する人の特徴についてまとめてきました。
楽をして、簡単に英語を話せるようになる、と言う方法は無いということですね。
英語の勉強は、「面白い!」と自分自身が思える方法で、毎日毎日続ける、
英語に触れ続けるのが良い方法です。
遠回りに見えるけれど、それが結局一番早いように思います。
英語は言葉であり、人とのコミュニケーションに使うものです。
良い点を取るためだけに勉強をしてきた6年間もったいなかったなぁ。
楽しみながら学べている今は、
英語をどんどん理解できるようになりたい、
話せるようになりたいと思っています。