スタディサプリENGLISH日常英会話コースLv2で
「ある習慣や行動をやめることを表現」するための表現が登場しました。
中学生時代には、stop~ing、を習った記憶がありますが、
他にも言い方があるのです。
今回は、「~するのをやめる」と言いたい時の英語表現を集めました。
例文付なので参考にどうぞ。
~するのをやめる 習慣や行動
スタディサプリENGLISHのLV2のレッスンで、
エマが突然、デザートを食べるのをやめる、と言い出しました。
ダイエットが目的のようですが、本人は、健康な生活をするためよ!と言います。
みんなは、「ダイエットする必要ないよ!」と忠告したりして、
はたで聞いていて面白い会話が展開します。
その一塊のレッスンでは、習慣や行動を止めるためのフレーズが登場しました。
やめる、というのはstopだけではないんですね。
レッスンに登場した「~するのをやめる」表現の他にも、
辞書で調べて見つけた表現をご紹介します。
quit ~ing
quit には、やめる、断念する、放棄する、という主な意味があります。
quitを使って~するのをやめる、と言う時には、後ろの動詞は~ingです。
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- I am going to quit the piano lesson.
私は英語のレッスンを辞めるつもりです。
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- She quit eating sweets
彼女はスイーツを食べるのをやめました。
彼女はスイーツを食べるのをやめます、という現在形なら、
動詞は、quitsとなります。
quitという単語は、
現在、過去、過去分詞が、quitで全て同じです。
主語が三人称単数でも、過去形の場合は quitでsはつきません。
ここで、現在の話か、過去の話かが判断できます。
stop ~ing
stopは、コアの意味に「(動き・進行)を止める」を持ちます。
stopの後に、すること、を置くときは~ingの形を取ります。
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- I stopped eating snacks.
(私はおやつを食べるのをやめた)
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- I’ll stop going jogging early in the morning.
(私は早朝のジョギングをやめるつもりです)
ちなみに、stop to ~だと、
「~するために立ち止まる」と言う意味になってしまうので要注意です。
give up ~ing
give up ~ingでも、~することをやめる、を言い表せます。
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- I’m give up drinking coffee at night.
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私は夜にコーヒーを飲むのをやめるつもりです。
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- You have to give up smoking.
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あなたは、タバコをやめなくてはいけません。
cease ~ing
stop ~ingよりも改まった言い方の例は、cease ~ingです。
ceaseにはやむ、終わる、という主な意味があります。
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- I ceased complaining.
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わたしは愚痴を言うのをやめた。
deside not to ~
deside to ~で、~することにする、という意味になります。
ここに、notを入れると、
~しないことに決めるというニュアンスを表現できます。
日本語としてちょっとややこしいですけど、
これも使える表現です。
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- I decided not to study history.
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私は歴史の勉強をやめました。
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- He’ll decide not to go to the party.
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彼は、パーティーに行かないつもりです。
~することに決める、というのは前向きなイメージなので、
動詞の後ろにはto+動詞の原型が付きます。
notをはさんでも、その部分はかわりません。
stopか、quitかどっちを使うの
stop~ingも、quit~ingも、習慣や行動を止めるときに使うフレーズです。
どっちを使うのか、ちょっと迷ってしまいますね。
そんな時は、主な意味を思い出してみるとわかりやすいです。
stopは(動き、進行を)止める、なので
単純にその時の行動を止める、ということを言いたいときに使います。
いつか、もしかしたら、また始めるかもしれないけど…と言う含みを残している感じです。
対してquitは、断念する、放棄するという意味を持ちます。
quitを使ったときは、~するのをやめる、そのあともう一度始めることはない、
と、ちょっと強い意思を伝えやすいのです。
スタディサプリENGLISHでも、エマが、
デザートを食べるのをやめるわ、と言う時に、
I am going to quit having dessert after dinner.
と言っています。
大好きなデザートだけど、わたし、もう食べないの!という
エマの強い意志が伝わる表現になってるんですね。
最後に
~するのをやめる、という時の英語表現をまとめました。
特徴的だなぁと思ったのは
それぞれの動詞の後ろにつく形が~ingという動名詞の形をとることです。
(desideは除いて)
以前、動詞の後ろに不定詞が付くか、動名詞が付くかと調べたとき
動名詞は、後ろ向きなイメージの単語が多い、と知りました。
するのをやめる、とか、あきらめる、と言うのは、
前向きと言うより、ちょっと後ろ向きだから、~ingが付く、と思えば納得です。