ラダーシリーズで英語学習!レベル1と2を読んでみた

ラダーシリーズ 1、2

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先日、高校の進路選択説明会に行ってきました。
今後、理系に進むか文系に進むか?ということを話すセミナーです。

その中で、理系でも文系でも英語は必須ですねと先生が言っていました。
2020年の入試からは、英語は4技能での入試となりますし、
どうやって勉強していくと良いのか?という例をいろいろと。

その中で、洋書を読むのをおすすめされたんです。

今回は、洋書を実際に読もうとして感じたことと、英語学習のために見つけたラダーシリーズの感想をまとめます。
やり直し英語の私にも通じることがあるので、学びに役立てたいです。

この記事はこんな内容です

  • 英語4技能の試験のために、学校で進められたものとは
  • ラダーシリーズとはどんなものか
  • 実際にラダーシリーズを買ってみてどう思ったか


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目次

大学入試の英語学習

2020年の大学入試の英語では、今までの「読む」「聞く」だけでなく、
「書く」「話す」の技能も問われるようになる、と決まってます。

英語の話す技能については、英検などの外部試験を取りいれて判定される、ということだけど
私たち親としてもイマイチイメージが出来ていないのが実情です。

親の世代の入試とも、センター入試の世代とも、また違うのでたいへん。

次女の学年がまさに、その第1回目の年に当たるので、高校側でも対応をいろいろとしているみたい。
例えば聞く、話す、のためには、外国人講師による英語だけの授業を行ったり、などなど。

学校側は、聞く、話す、については「お任せください」と言いつつ、
授業内容だけでなく、プラスアルファの自主的な勉強をすすめてほしいと。

英語の学習の土台として単語を覚えるのは当たり前。
さらに、英語の原書を読んで、英語に常に触れて英語力を高めて欲しいのだそう。

英語の長文を早く読む力を、自分で養っていくということです。

そこで例に出たのがハリーポッターの原書です。

ハリーポッターなどの、日本語で読んだことのある本を英語の原書で読むのが良いという話でした。

次女はハリーポッターが大好きなのでそれを聞いて目がキラキラしました。

それ、いいかも、やってみたい!というのです。
本屋さんに実際に行って、ハリーポッターのペーパーバックを手にしてみて、
「んーんーんー。ハードル高い(笑)」

そりゃそうですよね。
ハリーポッターはイギリスと魔法界を舞台にしているので、イギリスならではの表現やら魔法の用語まで出てくる。

日本語の本であっても、ハリーポッターは割と分厚くて、読むのに時間がかかる。

ましてや、オール英語の文章となると、見ているだけでお腹いっぱいな気分に、
やっぱ、初めて洋書を読むにはハードルが高いみたいです。

ハリーポッターは、いずれ英語力がついたころに挑戦することにして、
どんな本を使って勉強したらいいか、調べてみました。

英語学習のためのラダーシリーズ

インターネットで調べて見つけたのが、ラダーシリーズです。

多読・速読に最適な英文リーダーのシリーズで、
ラダーとは、ハシゴを意味していて、ハシゴを一歩一歩登るようにステップアップできるのが特徴です。

レベルが1から5まであって、私用される単語に制限があります。

レベル1は中学に出てくる1000の単語、英検4級程度
レベル2は、レベル1プラス頻出約300語。

そして、数字が上がるごとに中学英語+使用頻度の高い単語が追加されていきます。
レベル5は制限なしの英語にチャレンジ!という構成でした。

レベル1と2の本を買ってみた

ラダーシリーズ 1、2
次女とラダーシリーズの本のリストを見ながらどれにする?と話し合い。
まずはレベル1、短編がいくつか入っているものを選んだらよさそうだよね、と。

次女が選んだのが

アンデルセン名作選 The Best of Andersen’s Fairy Tales (ラダーシリーズ Level 1)と、グリム名作選 The Best of Grimm’s Fairy Tales (ラダーシリーズ Level 1)です。

アイパッドのゲームのグリムノーツやフェイトグランドオーダーに、
グリム兄弟やアンデルセンが出てくるらしく、それで興味がわいたらしく。

私もついでに読んでみよう!ということで、不思議の国のアリス Alice’s Adventures in Wonderland (ラダーシリーズ Level 2)を選びました。

こちらはレベル2なので、中学で学習する単語1000+使用頻度の高い単語 約300語という内容です。

レベル1のグリム名作選とアンデルセン名作選


グリム名作選は8つの短編、アンデルセン名作選4つの短編が集められていて、
1つ1つの物語は、短めで読みやすいと感じます。

特にレベル1では物語の初めに、この単元で出てくる単語リストがあるのが便利。
読む前に、先に巻末のワードリストで意味を見ておいてから、読み始めると、わかりやすかったです。

登場人物も確認してから読み始められて、物語の理解がしやすいです。

どちらも童話なので、初めての英語での読破にぴったりでした。
次女は、さっそくグリム童話のヘンゼルとグレーテルから読んだのですが、
今、森に行ったところ、まだお菓子の家は出てきてないよ、とか、説明してくれました。

英検3級を持ってる程度の人には、ちょうどいいみたいです。

レベル2の不思議の国のアリス

不思議の国のアリス
レベル1のグリム兄弟とアンデルセンが比較的理解しやすかったので
すっかり気をよくした私は、レベル2の不思議の国のアリスを開いてみました。

最初にずらーっと登場人物の名前が並びます。
もともと、原作や映画で全体像を知っている話なので、登場人物の名前を見るだけでちょっとワクワク。

さて、読み始めたのですが…。
レベル1から見て明らかに、難易度が上がってる(当たり前だけど)

アリスの独白がカッコに入っていたり、引用があったりと、頭の中でちょくちょくこんがらがりました。

わからない単語も格段に増えたので、巻末のリストを見たりしながら、読み進めます。

英検3級、英語学習を始めて半年強、程度のわたしにとっては、レベル2は骨が折れると感じました。

でも物語自体は面白いので、多少わからないところがあっても、読む楽しさは味わえます。
本1冊が薄いので、読み終えたら「1冊読んだぞ!」という達成感も得られそうで楽しみです。

最後に 目標は

次女は、学校の先生に言われた英語学習方法を知って、英語だけの本を読んでみよう、と興味を持ちました。

ラダーシリーズを読みながらふと、
「ねえ、これでさ、英語力が上がったら、ギヴァーの4冊目も読めるようになるんじゃない?」と。

次女が大好きな物語で、ギヴァー記憶を注ぐもの、のシリーズがあるのですが、
その4作目「THE SON」だけ、邦訳の本がなかったんです。
Son (The Giver Quartet) (The Quartet Book 4) (English Edition)

原書で読むには英語力がないし、でもどんな話なのか気になる…と、前から言ってたんですよね。

だから、最後のTHE SUNを英語で読むことを目標にして、英語学習がんばる!と意気込んでいます。
いいね、そういう目標があるのは(^^)

実は4作目のTHE SUN、邦訳版が2018/4月に出ていることに今気づきました…。
ある子どもというタイトルです。

知らせてあげるべきか、英語で読むと言ってるから、そのままにするべきか…。
ちょっと悩ましい(笑)

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