nearlyはどこに置く?英語の程度の副詞の位置はこうやって覚える

nearly 副詞の位置

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高校の表現の教科書の問題の中で、
nearlyという単語が出てきました。

英文を作るときにnearlyをどこに置くのかってあいまいで。
英語のやり直しでスタディサプリで学んでいるときにも悩んだ記憶があります。

こういう「程度」の副詞の位置を覚える方法について調べました。

この記事はこんな人向けです

  • nearlyを置く位置がいまいちわかってない
  • 程度の副詞の単語にはどんなものがあるか知りたい
  • 程度の副詞の位置を覚える簡単な方法を知りたい


スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース

目次

nearlyは「ほとんど、もう少しで」という意味の副詞 位置は?

英語表現の教科書に出てきたのはこんな日本語で、
これを英文にしてみよう、ということでした。

「私の猫がもう少しで車にひかれるところだったんです」

車に轢かれるは、run over.
受動態ですので、「私の猫が車に轢かれた」の場合は、
My cat was run over by a car.

となります。

もう少しでというのを、
あとほんのちょっと、ほとんど、という風に考えて、nearlyを用い…。

さて、どこに置くか、といったら、
wasのあと、runの前、というのが正しいのでした。

My cat was nearly run over by a car.

程度の副詞って?文の中でどこに置く?

副詞は、動詞や形容詞を修飾する語のことです。
動詞や形容詞にさまざまな意味を加える役割を持っています。

その中で「程度の副詞」とは、動作や状態の程度を表す、
つまり、どのくらいか?と言う意味を付け加えるものです。

  • nearly…ほとんど
  • really…本当に
  • almost…ほとんど
  • so…そんなに
  • very…とても
  • too…とても
  • rather…かなり
  • quite…かなり
  • absolutely…絶対に
  • completely…完全に
  • somewhat…いくぶん
  • badly…ひどく
  • slightly…わずかに

程度を表す副詞は、修飾する語句のすぐ前に置くのが原則。
なので、さっきの問題の文については、
My cat was nearly run over by a car.
となる、わけです。

他にも、例文を挙げてみます。
My father is very tall.
(私の父はとても背が高い)
背が高い、という語句を修飾しているので、tallの前。

They really need time.
(彼らは本当に時間を必要としている)
必要としている、という語句を就職しているので、needの前。

The story is quite exciting.
(その物語はかなりワクワクする)
ワクワクする、という語句を就職しているのでexcitingの前。

副詞を置く位置のわかりやすい覚え方

副詞はどこに置けばよいのか、は、修飾する語句のすぐ前。
しくみは理解できたような気がするけど、とっさのときに出てこないかもしれません。

後から動詞がくるし、be動詞があった場合は、どこに置くんだろう、って悩みそうです。

もっと覚えやすい方法は無いかなと、
手持ちの英文法の本をぱらぱらとめくって調べてみました。

すると、関先生が教える世界一わかりやすい英文法の授業の中で、こんな一言が見つかりました。

「頻度の副詞はnotと同じ位置」
引用:カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業 [ 関 正生 ]

頻度の副詞と言うのは、oftenとかalways、usuallyなどの
どのくらいの回数を行うか?という”頻度”を表すもののこと。

これを使う時は、notと同じ場所に入れればOk、というのです。

本の中の例文で見てみると、

Great deeds are usually wrought at great risks.
(偉業と言うのはたいてい大きなリスクを冒して達成されるものである)

notを入れると考えたら、
Great deeds are not wrought at great risks.

確かに、usuallyが入っている位置に入れますよね。
えー、なんか目からうろこです。

この法則は、「程度」の副詞にも当てはまりました。

My father is very tall.
My father is not tall.

They really need time.
They do not need time.

The story is quite exciting.
The story is not exciting.

completelyとか、greatlyなどは、文の中ではなく文末に置かれることもある、
と覚えておけば、程度の副詞の位置はほぼ、クリアに覚えられることになります。

まとめ

nearlyという副詞の場所があいまいだったことから、
程度の副詞の位置について文法書を見て調べてまとめました。

自宅にあった、高校生用の文法書だけでなく、
世界一わかりやすい英文法の授業、の本もとっても役に立ちました。

程度の副詞、頻度の副詞は、notと同じと考えてOK!
次女と二人で「ほぉぉぉ」と妙に納得です。

これで、副詞の位置でモヤモヤせずに済みます。
調べてみてよかったです。

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