スタディサプリENGLISHのなりきりスピーキングをするときに、よく、前置詞を間違えます。
聞き取ったつもりでも聞けていなかったり、スピーキングしている間にわからなくなったり。
前置詞って厄介ですね。
種類も意味もいっぱいあるし、本当に覚えきれない。
そこで!前置詞を理解するための本を探して読んでみました。
ポイントは「前置詞をイメージで理解すること」。
前置詞を理解するためのおすすめの本を紹介します。
前置詞の意味はイメージでつかむと良い…らしい
前置詞は種類がすごくたくさんあります。
in,at,from,for,on,of,into,to,about,by,with…
数えきれない、というか、全部思い浮かべられないほどの数ですね。
それぞれにも意味は一つじゃないので、
訳してみると、意味がおかしくなったり、混乱の元。
スタディサプリで日本語訳を見ながら英文を言ってみるときも、
あれ、ここはofだったか…。とわからなくなることは1度や2度じゃありません。
前置詞の意味を理解して、迷いなく使えるようになりたいし、
意味をパッとわかるようになりたいものです。
アマゾンの本で前置詞と検索すると、
「前置詞をイメージでつかむ」というコンセプトの本がたくさん出てきました。
前置詞は、それぞれの意味をイメージでつかめればわかるようになる、ということのようです。
前置詞について解説した本を探してみよう!
できれば初心者にもわかりやすいのが良いなぁ~と。
「ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞」という本がわかりやすい!
この中で「ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞」という本がすごく気になります。
マンガでわかる、というのに、どうしても弱い私…。
amazonレビューでの評判が良かったので、購入してみました。
⇒ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞 [ ディビッド・セイン ]
アマゾンで探したけど、すぐに読みたかったので楽天KOBOにて。
Kindle持ってないのですw
(ついでに、この「マンガでわかる」シリーズが一括購入できたので、どうせなら全部読んでみる予定)
監修はデビットセインさんです。
前置詞の本は、マンガでわかる前置詞、のほかに、
「ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方2」というのもあります。
結構評判の良い著者さんみたいです。
で、先に結論を言うと、
マンガでわかる前置詞、すごくわかりやすかったです。
まず最初のページに、前置詞のビジュアル図解が載ってます。
これでざっくりとしたイメージをして、意味を全体的に把握出来ました。
章の構成も、
- Part1 時間を表す前置詞
- Part2 場所を表す前置詞
- Part3 動作を表す前置詞基本編
- Part4 動作を表す前置詞応用編
- 前置詞から引ける索引
- 動詞から引ける索引
というふうに、意味によって分類されていて、理解しやすいのです。
実際に使う時に、意味が混乱しそうな2つの前置詞で1つのレッスンが構成されていました。
比較しながら理解できて、良いんですよ。
マンガで分かる、というタイトルにあるように、登場人物たちの会話がマンガから、レッスンが始まります。
漫画自体は、これを読んですごくわかる!というものではなかったんですけど(笑)
違いを見てみよう!というページでは、右上にコアのイメージを図で見せつつ、
こっちはこうだから、こんなふうな意味になるんだよ、というのが一目瞭然。
今まで、案外理解できていなかった、2つの前置詞の違い。
同じようなケースでも前置詞が変わると、こんな理由で意味が変わるんだ、というのがわかりやすく説明されていました。
ワンランクアップ!理解を深めよう!のページでさらに、詳しい解説が読めます。
全体的にカラフルでイラストもあるので、楽しい印象で読み進められて、あっという間に読んでしまいました。
とにかく、説明部分が詳しくて、わたしには凄く理解しやすかったです。
1つのレッスンの最後に、小さくクイズが載ってて、これを解くと確認になるのも助かりました。
この本を読んだ後で、スタディサプリをやってみたら、
今まで躓いたところが意外とすんなり答えられたり。
とっさに「どうだっけ?あ、こうだから…こうかな」というのがなんとなくわかるようになった…気がします(笑)
「核心のイメージがわかる!前置詞キャラ図鑑」はどうだったか
もう1冊、気になったのが、「核心のイメージがわかる!前置詞キャラ図鑑」。
受験生のオンライン塾、スタディサプリで有名な関先生監修なので、これはわかりやすいのではないか!と。
表紙には様々なキャラクターが描かれていてカラフル。
なんかかわいい!
この本は、前置詞がキャラクターになっており、
キャラクターでその意味をイメージしましょう、というコンセプトになっています。
ある日本屋さんに行ったときに、この本を見つけたので、ペラペラと。
キャラクターの絵柄もかわいいですし、カラーなので見た目はすごくとっつきやすい本ですね。
かわいらしいデザインにつられて、ついつい購入してしまいました。
1,296円なり。
まず、前置詞をイメージしたキャラクターが紹介されています。
右のページには、キャラクターの漫画が載っていて、
次のページからは、それぞれの前置詞の意味と例文が載っているという構成です。
最初はatからでした。atはダーツプレイヤーなのだそうで。
1点狙うのがatの核心のイメージなので、ダーツなんですね。
うん、なんとなくわかる。
atの場合は「狙うけど当たるとは限らないのさ」というのが、ポイントのようです。
わかったようなわからないような。
マンガの次は例文を挙げながらの解説のページ。
実は、ここから、が疑問の嵐でした。
atの核心のイメージ「1点を狙う」から、
場所、時の1点とかんがえて、at 6:00 this morning。
これは、理解できたけれど…。
状態の1点とか、対象の1点などの意味になる
そこに至る理由の部分の説明が不十分で、理解しにくいんです。
次の「by」の核心のイメージ 近接からの、
行為者(by だれだれ)になる理由がいまいちわからない。
全体的に、そんな調子で、キャラクターにして一見わかりやすいけれど、
実際のところ、どうも理解しにくい、という部分がたくさんありました。
キャラクターもかわいいけど、
無理やり感のあるものも多々あり、私の中でさっぱり消化できず(><)
私が知りたいのは、こういう時はなぜこの前置詞になるのか?という、その理由。
暗記ばかりではなく、自然とどの前置詞を使えば良いかわかる、というのが理想。
核心のイメージがわかれば、おのずとどの前置詞を使うかがわか…らないぞ…。
一生懸命読みましたが、よし!理解できたぞ!という境地にはなれませんでした。
ざんねん。
わかりやすい!という方もいるとは思うので、あくまで私の場合、なのですけどね。
先に紹介した「ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞」の方がずっとわかりやすかったです。
キャラ図鑑で良いところを上げるなら第2章の、「実は日本でも使っている前置詞」という分類。
そういえば、この前置詞日本語でも普通に使ってるな、という前置詞がそろっていまして。
これは、面白かったです。
なので、ざっくりとした前置詞のイメージを知ること、前置詞をテーマにした読み物、と思えば良い本だと思います。
まとめ 前置詞はイメージで捉えると良い!のは理解した
今回読んだ、マンガでわかる前置詞、はとてもわかりやすい本でした。
前置詞は、イメージでとらえると良い、というのは、納得です。
英文をしゃべろうとするときに、このあとどんな前置詞が付くんだっけ?
と思った時、あのコアイメージの図がパッと浮かび、前置詞を選びやすくなりました。
構文等は丸暗記してきたけれど、脳のキャパは限界がありますしね。
覚えたつもりでも、あれ、どうだっけ?ってなりがち。
本を読めばしゃべれるようになる、とは言わないけど、
こういう解説本をうまく活用して、だいたいを理解しておくのはいいことだと思います。
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