everyoneとeverybody。
どっちも同じような意味を持っているけど、どう違うんだろう…。
英語のやり直し勉強中に、そんな疑問が起こりました。
今回は、これらの違いをスッキリさせたいと思います。
ついでに、”皆さん”と言う意味なのに単数扱いをしているのはなぜか?についても。
- everyoneとeverybodyの使い分けで悩んだことがある
- anyone,anybodyの違いについても知りたい
- everyoneやeverybodyがなぜ単数なのか知りたい
everyoneとeverybodyの意味の違いは?
スタディサプリENGLISH日常英会話コースの勉強中。
クイックレスポンスに取り組んでいたら、こんな例文がありました。
「人気歌手になって、みんなを驚かせたい」
この日本文を見て、私が口に出して答えたのは、
「I want to become a popular singer and surprise everyone.」
そして答えを見たら、こうでした。
「I want to become a popular singer and surprise everybody.」
エヴリバデー?
エヴリワン、じゃないの?
この2つの単語、実は私、使い方の違いがわかりません。
どんな違いがあるのか、英語の辞書を開いて調べてみました。
[box class=”green_box”]
everybody…(単数扱い)(グループ・世の中の)みんな、すべての人、だれでも
everyone…(単数扱い)=everybody
引用:ジーニアス英和辞典[/box]
イコールでつながってる(^^;)
つまり、everybodyでも、everyoneでも、「みんな」「すべての人」という同じ意味。
どちらを使っても、意味上は間違いではないということです。
everyoneとeverybodyの使い分け
この2つ、意味は同じ。
けれども使うシーンがちょっと異なっていました。
両者はほぼ同じであるが、everybodyでは話し言葉で、一方everyoneは書き言葉で良く用いられる
と、上記の辞書には書いてあります。
他に使い分け方について、調べてみると、goo辞書にこんなふうに解説されていました。
[語法]everybodyとeveryone
(1) everybody の方が口語的.
everybodyの方がカジュアル、
everyoneの方がどちらかというと改まった場面で使うことが多いということです。
中学校の英語の授業で最初に先生が、
「Good morning,everyone!」と挨拶した覚えがあるんですけど、
授業という改まった場面だから、everyoneを使っていたのでしょうか。
そして、スタディサプリは日常英会話なので、
カジュアルな会話の中で使うeverybodyが、より良い、ということで、この答だったのです。
-
- Is everybody here?
みんな揃ったかい?
-
- Is everyone here?
みなさん揃いましたか?
こんなニュアンスの違いがある、ということですね。
[aside]補足
anyone、anybodyについて。
どちらも意味は、
疑問文で、だれか、誰でも。
否定文で、だれも、どの人も、で、同じです。
anyoneの方が多少フォーマル、anybodyの方が多少カジュアル、なので、
書き言葉ではanyoneを使います。
アメリカではanybodyの方が好んで使われるそう。
より砕けた英語、ってことでしょうか?
[/st-midasibox]
everone、everybodyはなぜ単数扱い?
ところで、辞書でこの2つの単語を調べると、どちらも最初に
「単数扱い」という言葉が付いています。
everyoneも、everybodyも、意味は「みんな」「すべての人」という意味ですし、
その中にいる人は、たくさん、複数ですよね。
例文を見てみると、everyone,everybody共に、
is,wasで受けていますし、動詞にs、疑問文ではDoesを使っています。
-
- Does everybody go out to the sea?
みんな海に行かない?
-
- Everybody loves him.
だれもが彼を愛している
-
- Everyone is kind.
みんな親切です。
-
- Everyone knows about this.
みんなこのことについて知っている。
この理由は、「全員」「みんな」という1つのグループを指しているから。
everyoneもeverybodyも、確かに中の人はたくさんですが、1人1人、別々として数えているわけではない、ということですね。
だから、単数扱いになるわけです。
まとめ
everyoneとeverybodyは意味は同じで、「みんな」「すべての人」と言う意味
使い分けは、everyoneは書き言葉でフォーマル、everybodyは話し言葉でカジュアル。
そして、みんな、全員、という一つのグループとして捉えているから、単数扱いになる、ということ。
こんなふうに覚えておけばOKです。