高校入学をした次女の英語の副教材の中に「キクタンentry」が入っていました。
キクタンってよく耳にするし、電子辞書にも入ってるけど、どんなものなんでしょう。
音声ダウンロードが付いているので、ダウンロードして聞いてみたら、 なんか音楽に合わせて、リズミカルに英単語が流れてくる!
次女と二人、思わず笑ってしまいました。
楽しく覚えられそう。耳に残るよねぇと。
最近、英単語を覚えたいな、語彙を増やしたいなと思っている管理人なのですけど、 大人のやり直し英語にもぴったりかもしれない…。
そこで、大人が使うならどのへんのレベルから使ったらいいのか、調べてみました。
チェックのためのフリーアプリもあるようで。使ってみます。
キクタンentryとは?内容とレベルはどんなもんか?
キクタンentryについて、アルクのホームページで調べてみると、 entryというその名の通り、キクタンの入門編の位置づけの本でした。
レベルとしては、英語入門、中学修了~高校基礎レベルとなっています。
なるほど、高校基礎までの単語を、しっかり覚えよう!ということね。
本の表紙に「キクタンEntry2000」と書いてあるので、全部で2000語もあるのかぁ!と思ったんだけど、違うみたい。
よくよく読んでみたら
英語学習の土台となる2000語から「大学受験への基礎となる」520語を厳選した一冊です。
だそうです。
520語。まずは覚えなさい、ということかな。
日常会話と、大学受験の土台をつくるための本ですね。
ページをパラパラめくってみると、1DAY、2DAY…とページが振られていて、1日当たり8個の英単語が載ってます。
へぇ~このくらいの量なら、無理なく毎日出来るねぇ。
そうそう、これで、1週間分やって、テストするみたいだよ、と次女。
キクタンのチャンツ 面白い!!
付属CDを再生するのが面倒だったので、専用の音声をスマホに入れてみることにしました。
アルクのアプリをダウンロードして、会員登録をし、 本に書いてある専用コードを入力すると、音声が再生できるようになります。
さっそく次女と二人で再生!
はじめてキクタンのチャンツというのを聞いたんですけど、面白いです!これ。
チャンツとは、音楽に合わせて単語を覚える、キクタンの独特の方法なのだそうで。
再生を始めるとすぐに、妙にロックなイントロが流れて、 元気いっぱいに、単語が流れてきます。
decide! 決めるっ!decide! ♪♪♪ move! 動く!move! ♪♪♪ …という具合に、リズムに乗って4語分。
1単語が2回流れて、2回目は、日本語訳の部分がブランクになってまして。
ここで、意味を考えるわけですが、次女、すぐに口をついて、 「決める!」とか言ってましたから。なかなか効果的かも。
1日分のチャンツが終わると、最後は、 ジャージャジャッ ジャッジャジャーンとかいう感じで終了。 (フィーリングで)
思わず次女とウケた。
ロックだわ! 楽しく覚える工夫というか、耳に残るように出来てるんですね。
なかなかいいかも。
音声は、チャンツの後、フレーズの項目が再生されて、 最後に、次のページの例文を覚えるような構成になっていました。
本を見ながら音声を聞いたり、口に出して文章を言ってみたりと、 読む、聞く、だけでなくて、話す、の技能にも対応できそうです。
大人が使うならどれから?キクタンシリーズをピックアップ
そう考えるとアプリを使うよりも、本と音声で学んだ方が身に付くのではないかと、私は思います。
キクタンシリーズには、レベルや学びたいことに合わせて、いろいろな本が用意されていました。
次女が、学校で購入してきたのがキクタンEntryで入門編。
本の帯の後ろに対応レベルの目安表とアルクショップのホームページで見てみました。
- キクタンEntry 中学卒業-高校1年英検:4~3級
- キクタンBasic 高校2年-3年 英検:3~2級
- キクタンAdvanced 高校卒業 センター~難関大学 英検:準2~準1級
- キクタンSuper 中堅私大~超難関大学 英検:準1級~1級
というレベル分けになっている模様。
もし私のようなやり直し英語の大人が、 語彙を増やすためにキクタンシリーズを使うなら キクタンEntry、Basicで十分ですね。
キクタンでの勉強法メモ
キクタンでの勉強法は、1日8単語を1週間勉強し、 最後に、1WeekReviewと長文で確認するというスタイルを取るのが効率的。 1日分は、 という5つのステップで構成されていて、 聞く・読む・話す・書くの4技能を身に着けられるようになっています。
Check1で、チャンクを聞きながら単語を覚え、
Check2で、その単語を使ったフレーズをCDと共に口に出して慣らす。
Check3で、実際に手を動かして、フレーズを書きこんでCDを聞いて合ってるか確認。
Check4ではさらに、文章にしたものをCDで覚え
Check5で、手を動かして空欄を埋めて文章を完成。
これで、1日分が終わるので、ひたすら繰り返すというわけです。
単語を覚えるときって、ついつい、ブツブツ口に出したり、 ただ、手で紙に書き殴ったりというふうになってしまいますよね。
そこを、もっと能動的に勉強しよう、というのがキクタンの良い所なのでしょう。
2000と書いていながら実際は520語というのがひっかかりますけど、 厳選して、完璧に覚えるのが大事なのかもしれません。
英単語パズル キクタンFreeを使ってみた
キクタンはアプリ版もあるので、本と比べてどうなんだろうと。
実際にアルクのページで確認してみると、 キクタンアプリは、キクタンのレベルのBasic以上のものが用意されています。
Entryのアプリはないんですね^^;
それぞれ、本のキクタンと同じ単語が収録されているとのこと。
いきなり購入するのも気が引けたので、フリーで試せる 英単語パズル キクタンFreeをダウンロードしてちょっと試してみました。 CrossWordsと単語学習の2種類の勉強ができます。
試しにさっそくクロスワードを…。
CrossWordsは、下に表示されるアルファベットを打って埋めていくようになってました。
Basicのレベルをやってみたら、いきなり2単語目でわからない笑
まあ、私は中学英語をやっと思い出したというレベルなので、 BasicからのキクタンFreeよりも下のレベルということかな。 単語学習の項目は、最初に、単語が表示されて、「知っている」「知らない」をタップします。
その上で。 知らない単語だけを聞いて学習する、というスタイルでした。
一回単語学習を行ってから、クロスワードを解けばわりとスムーズに解けます。
とはいっても、キクタンFreeは、あくまでもレベルチェックのためのアプリという位置づけなので これだけで単語をたくさん覚えようというと、バランスが悪そうです。
それぞれのレベルの単語がくまなく入っているというよりは、 やっぱりお試しという色が否めませんでした。 タダだしこれだけで済めば楽なのにね…(笑)
最後に
次女の副教材として学校で購入したキクタンentry。
レベルとしては、中学から高校1年くらいということで。
1学期にさっくり基礎固めして次のキクタンへとレベルアップしていくのかな? まだ先の進み方はよくわかりません^^;
正直言ってホントの入門中の入門から始めるというのは拍子抜けしてしまいました。
これから語彙を増やしていくには、まだまだ物足りない気もします。
でもキクタンに初めて触れてみて、 なるほど、単語が脳みそに刻み込まれるような工夫をした本なのだということがとってもよくわかりました。
次女は毎週テストがあるみたいなので、私も便乗して本を使って単語を覚えてしまおう、と目論んでます。
レベルチェックがてらダウンロードしてみた 「英単語パズル キクタンFreeアプリ」ですけど、いきなりパズルをやると、案外難しかったかな…。
ゲーム感覚で毎日やっていたら覚えるかもしれません。
キクタンは、このアプリを使うよりも、本とダウンロード音声の方が、覚えやすいと感じました。
ちょっとずつ語彙が増えれば、 スタディサプリで「単語がわからなくて聞き取れない…」というのが少しは減るかも。 と思っています。
大人のやり直し英語は、モチベーションの継続が一番の課題なので、
普通に英単語を覚えるよりも楽しく出来る、キクタンシリーズ、ぴったりですよね。
単語を覚えたい!という方に参考になると嬉しいです。